男女で差が?エアコンの温度設定

職場や家庭でエアコンの設定温度でもめることはありませんか?
よくあるのが「男性は暑いと言ってるけど、女性は寒い」という揉め事です。

特に真夏や真冬などエアコンをフル活用しているときに、問題が発生します。
どうしてこういった問題が発生するのでしょうか?

今回は男女間でエアコン温度で揉める原因と対策方法をお伝えします。

●こんな人に読んでほしい記事です
・家庭や職場で男女が同じ空間でいることが多い人
・エアコンの設定温度で揉める人

女性は男性より寒がり?

個人差によって違いはありますが、一般的には男性より女性の方が寒がりです。
真夏であればエアコンをガンガンつけたい男性陣に対して、寒いから温度を上げるという女性陣を見たことがありませんか?

このように一般的に女性は男性より寒がりであることがわかります。
どうして女性の方が寒がりなのでしょうか?日経トレンドネットにはこのような記事が掲載されていました。

「まず、男女間の温度感覚の差ですが、体感で2℃ぐらいの差があるのです。そうした研究は、1970年代からけっこうされていて、この差は、基本的には基礎代謝の違いが影響しているとわかっています。男性は、女性と比較して脂肪が少なく、筋量が多い。そのため、基本的に代謝が高い。体の中で熱をたくさん作っているのです。一方、女性は男性と比較すると代謝が低い。体内で男性ほど熱を作りません。

この違いは、体温を一定に保とうとする機能にも影響します。男性は熱を多く作るので、熱を逃がして体温を一定に保とうとします。熱を逃がすために汗をかく。汗ばむような気温でなければ、末梢の皮膚血管を拡張させて、熱を外に逃がします。それで体温が高くなるわけです。女性は、そんなに熱を作っていないので、体温が低め。皮膚血管を拡張させなくても、だいたい一定に保てるわけです」。

※日経トレンドネット参照

この記事によると約2度の差が男女であることがわかります。2度というと数字上では大きな差がないようなイメージがありますが
26度の温度だと28度、28度だと30度の体感温度差があるので、かなりの差があります。

このような2度の差で男女間で体感温度の違いが生まれてきてしまいます。

対応方法は?

両方に設定温度を合わせることは現実的には不可能です。
そのためどちらかに合わせるかを決めてから対策をすることが大切。

今回は女性に合わせた場合の、対処方法をお伝えします。

暑がりな傾向の男性は涼しい服装をする

女性に比べて男性は暑がりです。特に夏場は女性にエアコンの設定温度を合わせると暑くて汗が止まらないというのも珍しくありません。

そのため、エアコンの力に頼らず涼しくなる方法を考えることが大切。
具体的には以下の取り組みをしてください。

・涼しい服装をする…近年はクールビズが浸透しており、比較的涼しい服装で過ごすことが可能です。自分の服装をコントロールして温度調整を心がけましょう。

・卓上扇風機などを使用する…大きな扇風機を使ってしまうと、部屋全体の空気が冷たくなってしまい、エアコンの温度を上げた意味がなくなってしまいます。
そのため、自分だけが涼しくなる卓上扇風機を使いましょう。

USBタイプの物であれば、手軽に購入ができますし、パソコンから電源が供給できるので使い勝手が良いのでおすすめです。

・濡れタオルや化粧水シートを使う…古典的な方法ですが濡れタオルや化粧水シートを使うと体がすっきりして涼しさを感じることが出来ます。

薬局で簡単に購入ができ誰でも簡単にできるのがメリット。暑がりの人はぜひ実践してください。

エアコンの設定温度は譲り合いで

男性も女性も生物的に体感温度が違うことが理解できたと思います。
頑張っても生物的に乗り越えられない壁があるので、エアコンの設定温度は
譲り合いの精神を持ち、決めていきましょう。

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