電気代を節約!冬のエアコンで行いたい8つの方法

エアコンは、夏の暑さや冬の寒さを快適に過ごすために欠かせない家電です。しかし、エアコンの電気代は、他の家電に比べて割高になる傾向があります。

その理由は、以下の2つです。

  • エアコンは他の家電に比べて消費電力が大きい
  • エアコンは連続運転することが多い

エアコンの電気代を節約することで、電気代を安く抑えられるだけでなく、地球環境にも優しくすることができます。

電気代を節約する8つのポイント

電気代を節約するためのポイントは8つです。今すぐにできる簡単な事なので、しっかりと理解をして実行しましょう。

1.運転モードを使いこなす

エアコンには、冷房モード、暖房モード、除湿モード、送風モードなど、さまざまな運転モードがあります。それぞれのモードには、特徴や適した用途が異なるため、部屋の広さや用途に合わせて、適切な運転モードを選ぶことが大切です。

例えば、就寝時にエアコンを使う場合は、省エネモードやエコモードを使うと、静音運転で快適に過ごしながら、電気代を節約することができます。

また、冷房モードや暖房モードの「強」は、消費電力が最も高くなります。そのため、電気代を節約したい場合は、できるだけ「弱」や「自動」などのモードを使うようにしましょう。

●参考電力(メーカーや年式によって異なります。あくまで参考として見てください)

運転モード消費電力(W)
冷房モード(強)800~1200
冷房モード(弱)400~600
暖房モード(強)1200~1600
暖房モード(弱)600~800
除湿モード(強)600~800
除湿モード(弱)300~400
送風モード100~200
自動モード400~800
省エネモード300~500
エコモード200~400
快適モード400~600

2.設定温度を適切にする

エアコンの設定温度を1℃下げることで、約10%の電気代を節約することができます。ただし、設定温度を下げすぎると、体調を崩す可能性があるため、無理のない温度を設定しましょう。

また、設定温度を下げるだけでなく、風量も弱めに設定すると、さらに電気代を節約することができます。

3.こまめに電源を切りすぎない

エアコンをこまめにオンオフすると、電気代が高くなると言われています。これは、エアコンが再び冷却や暖房を始める際に、一度冷却や暖房を停止した状態から再び始める必要があるためです。

そのため、エアコンを使う予定がない場合は、長時間オフにする場合は、弱運転にしておくと電気代を節約できます。

4.フィルターをこまめに掃除する

エアコンのフィルターが汚れると、効率が悪くなり、電気代が高くなる原因になります。フィルターは、目安として1〜2週間に1回程度、掃除するようにしましょう。

フィルターを掃除するときは、ブラシや掃除機を使って、ホコリやゴミを取り除きます。また、汚れがひどい場合は、水洗いすることもできます。

5.エアコンの効率を上げる

エアコンの効率を上げるには、以下の点に注意しましょう。

  • エアコンの周囲に障害物がない

エアコンの周囲に障害物があると、空気の流れが妨げられ、効率が悪くなります。エアコンの周囲には、家具やカーテンなどの障害物がないようにしましょう。

  • 直射日光が当たらない

直射日光が当たると、エアコンの内部温度が上昇し、効率が悪くなります。エアコンは、直射日光が当たらない場所に設置しましょう。

  • エアコンの吹き出し口を掃除する

エアコンの吹き出し口には、ホコリやゴミが溜まりやすいため、こまめに掃除しましょう。掃除は、ブラシや掃除機を使って、ホコリやゴミを取り除きます。

  • エアコンの吹き出し口を正しく設定する

エアコンの吹き出し口を正しく設定することで、空気の流れを良くすることができます。冷房時は、冷たい空気が部屋全体に行き渡るように、吹き出し口を天井に向けて設定しましょう。暖房時は、暖かい空気が部屋全体に行き渡るように、吹き出し口を床に向けて設定しましょう。

6.エアコンの買い替えを検討する

古いエアコンは、新しいエアコンに比べて消費電力が大きい傾向があります。そのため、買い替えることで、電気代を節約できる可能性があります。

エアコンの買い替えを検討する際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 省エネ性能の高いエアコンを選ぶ
  • エアコンのサイズを部屋の広さに合ったものを選ぶ

7.サーキュレーターを併用する

サーキュレーターを併用することで、部屋の空気を循環させ、エアコンの効率を上げることができます。

サーキュレーターを窓際に置いて、エアコンの風を部屋の隅々まで届けるようにすると、より効果的です。

冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上に溜まる性質があります。そのため、冷房時は冷たい空気を上から、暖房時は暖かい空気を下から出すようにすると、より効率的に冷やします。

また、カーテンを閉めて、外からの冷気を遮ると、より効果的です。

8.エアコンの使い方を見直す

エアコンの使用頻度を減らす、エアコン以外の冷房や暖房を利用するなど、エアコンの使い方を見直すことで、電気代を節約することができます。

例えば、外出中や就寝時は、エアコンの電源を切るようにしましょう。また、扇風機や自然の風などを使って、エアコンの使用を減らすこともできます。

まとめ

エアコンの電気代を節約するためには、以下のポイントを押さえることが大切です。

  • 運転モードや設定温度を使いこなす
  • フィルターをこまめに掃除する
  • エアコンの効率を上げる
  • エアコンの買い替えを検討する
  • サーキュレーターを併用する
  • 冷たい空気を上から、暖かい空気を下から出す
  • エアコンの使い方を見直す

これらのポイントを押さえて、エアコンの電気代を節約しましょう。

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