お店やオフィスだと通常の家庭用エアコンではなく、天井についているタイプを見たことはありませんか?
実はあまり一般的ではありませんが、天井エアコンは一般家庭でもつけることが可能です。天井エアコンは通常のエアコンとはまた別のメリットが数多く存在しています。
今回は天井エアコンをつけるメリットとデメリットをお伝えしていきます。
もしかしたら数十年後は天井エアコンが一般的になっているかもしれません。
●こんな人に読んでほしい記事です
・天井エアコンのメリットとデメリットは?
・天井エアコンの設置方法
天井エアコンのメリットは?
天井エアコンのメリットはいかの3つがあげられます。
1.場所を取らず見た目がおしゃれ
2.配管を気にしなくていい
3.空調設定が細かくできる
一つずつ解説していきます。
1.場所を取らず見た目がおしゃれ
通常のエアコンはサイズが大きく場所を取ります。そのため部屋のインテリア的に合わない場合があります。
しかし天井エアコンであれば、いい意味で存在感がないため 部屋の雰囲気を壊さず、インテリアを邪魔することもありません。
部屋のインテリアにこだわりたい人は、天井エアコンを設置することをおすすめします。
2.配管を気にしなくていい
通常のエアコンのように配管を気にする必要がないため、設置場所を選ぶ必要がありません。
どこでも設置することができるのは大きなメリットといえるでしょう。
3.空調設定が細かくできる
メーカーにもよりますが、空調設定を細かく設定ができます。通常のエアコンとは違う設定ができます。
例えば通常のエアコンであれば1か所からしか風が出ませんが天井エアコンは多方向から風を出す設定ができます。
また風向きも細かく設定ができ、部屋全体を効率よく暖めることができます。
天井エアコンのデメリット
天井エアコンのデメリットは以下の3つがあげられます。
1.費用が掛かる
2.販売している商品が少ない
3.水漏れが発生する可能性あり
一つずつ解説していきます。
1.費用が掛かる
通常のエアコンであれば安いものであれば5万円台で購入ができます。
しかし天井エアコンは最低でも15万円の費用が掛かります。
また販売しているエアコンが少ないため、他の商品と比較して行う値引き交渉が行えず、定価での購入となることがほとんどです。
そして、エアコンを設置する際に専門業者に依頼をする必要がありますが、特殊な工事が必要となるため、費用がかさみます。
特に後付けで天井エアコンをつけようとすると、家の作りによって付けるのが困難、または高額の工事費用が掛かる可能性があります。
デメリットを回避するためにも、まずは見積もりを取って可能であれば、 家を建てる際に最初から天井エアコンにするように設計をしておきましょう。
2.販売している商品が少ない
上述した通り通常のエアコンよりも圧倒的に販売している商品数が違うため、
値段交渉が行えずデザイン性も限られてきてしまいます。
商品を選ぶ選択肢が少なくなってしまうのは大きなデメリットといえるでしょう。
3.水漏れが発生する可能性あり
天井エアコンは天井の中で配管を通すため、トラブルが発生して配管から水が出た場合天井から水があふれることになります。
また配管が壊れなくても室内の温度と屋根裏に温度差があると結露が発生してしまい、天井から雨漏りする可能性があります。
天井エアコンをつける方は、雨漏りが発生するリスクを加味して取り付けましょう。
天井エアコンは一般家庭にハードルが高い?
まだまだ家庭用としては一般的ではない天井エアコン。しかし一昔前に比べると
確実に普及をしており、今後一般的になる可能性があります。
天井エアコンをつける際は、しっかりとメリットとデメリットを理解してから
設置をするようにしていきましょう。
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