夏になるとエアコンをフル稼働させる家庭が多いと思います。
「普段からエアコンを使ってるから大丈夫」と考えている家庭でも夏本番前に試運転をしましょう。
試運転をすることで、夏本番の故障を防ぎ、快適に夏を過ごせます。今回は試運転の方法と行う意味についてお伝えしていきます。
●こんな人に読んでほしい記事です
・試運転をする方法は?
・試運転をする意味は?
夏前に試運転!その理由は?
試運転をする理由として以下の3つがあげられます。
- 夏本番に故障しないため
- 夏はエアコン業者がすぐに対応できないため
- 壊れていた場合、格安でエアコンが購入できるため
一つずつ解説していきます。
夏本番に故障しないため
夏本番に故障してしまったら、エアコンなしの生活を送ることになります。
避暑地であればまだ大丈夫ですが、地域によっては40度を超える日でもエアコンなしという状況も考えられます。
エアコンなしで生活を行うと熱中症のリスクが上がり、非常に危険な状態になってしまいます。
こういった状況を生み出さないためにも、試運転を行い故障や不具合がないか確認をする必要があります。
2.夏はエアコン業者がすぐに対応できないため
「エアコンが真夏に壊れてもエアコン業者を呼べばいいのでは?」と考えている人も多いのではないでしょうか?
エアコン業者の繁忙期は7月から9月ごろなので、普段であれば即日対応可能な業者も2週間程度待たされることも珍しくありません。
修理ではなく新しいエアコンを購入した際も、設置をするのはエアコン業者なのですぐに取り付けができません。
5月~6月の試運転時に異常を見つけておけば、エアコン業者はすぐに駆け付けて対応をしてもらえます。
「壊れたら業者を呼べばいい」という考えは夏の時期には通用しません。
必ず試運転を行い、異常がないか確認をしておきましょう。
3.壊れていた場合、格安でエアコンが購入できるため
5月の試運転時に壊れていることを確認できた場合、修理ではなく新しいエアコンを購入する人もいると思います。
5月時点であれば昨年の型落ちエアコンが家電量販店で販売されており、格安で購入ができます。
エアコンは毎年最新モデルが発売されていますが、こだわりがない人にとっては1年前のモデルと現行モデルの差はほとんどありません。
ほとんど同じ機能のエアコンを試運転時であれば、格安で購入ができ、7月以降になってしまうと、最新モデルの高額エアコンを購入することになります。
また2で紹介したように、エアコンを購入しても取り付けはエアコン業者にお願いしないといけません。
試運転をする時期であれば、業者も予定が空いておりスケジュール調整がしやすいので、試運転は必ず行いましょう。
試運転の方法は?
試運転を行う際は、特別な道具は必要ありません。ただし冷たい風を出すので、赤ちゃんやペットがいる場合、別室に移動してさせてから行ってください。
エアコンの試運転は以下のことを行っていきます。
・運転モードを「冷房」に変更して最低温度に設定します。風量も最大にしましょう
・エアコンの送風口から冷たい風が出ているか確認。冷風がすぐに出ないエアコンもあるので、多少待ってから確認を行う
・ランプ等が点滅していないか確認
・運転音に異常がないか確認
・風量最大なのに明らかに風が弱くない確認
・異臭がないか確認
・30分程度動かし、水漏れや部屋が冷えているか確認
項目で書くと沢山ありますが、平たく言うとエアコンを最低温度に設定、最大風量で様子を見て異常がないかを見るだけの簡単な作業です。
簡単な試運転をするだけで、快適な夏が過ごせるか決まっていきます。ぜひ夏前に試運転を行い、エアコンの調子を確認していきましょう。
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