エアコンをつけっぱなしで朝がだるい?原因と対策方法は?

日本は高温多湿の地域であるため、真夏日になると夜中でも暑く、エアコンをフル稼働させる家庭も多いと思います。

エアコンをつけっぱなしで睡眠を行い、朝起きると「体がだるい」という経験をされた方はいませんか?

実はエアコンの使い方を誤ってしまうと、体のだるさを引き起こしてしまい、健康状態に障害が発生します。

このだるさはいったい何が原因なのでしょうか?また対策方法をどうすればいいのか?体のだるさを解消したい方はぜひこの記事をご覧ください。

●こんな人に読んでほしい記事です
・エアコンを稼働させ体のだるさを感じている人
・エアコンを就寝時もつけておきたい人

だるさの原因は「冷えすぎ」

身体のだるさは冬場ではなく夏場で起こるケースがほとんどです。それはだるさの原因が「体を冷やすこと」にあるからです。

身体を冷やすことで血行が悪くなり、むくみや浅い眠りの原因となり、しっかり体を休めることができません。

その結果、疲れが取れず朝起きた時に、体がだるく感じてしまうのです。

また、人間の体は寝ているときに体温を上昇させる傾向があり、夏場は寝ているときでも汗をかくほど暑い時があり、汗をかいて温度調整をします。

その際にエアコンが適切な温度でないと、汗を冷やしてしまいより一層体を冷やして血行を悪くしてしまいます。

またこの現象はエアコンだけではなく、扇風機を体に直接当てることでも
発生します。

「エアコンがだめなら扇風機を直接当てればいい」という考えは誤りなので気をつけましょう。

身体を冷やすことで睡眠の質を下げてしまうと、日常生活に支障をきたしますし、体調も崩れやすくなってしまいます。

しっかりと対策を行い、睡眠の質を上げるようにしましょう。

対策方法は?

エアコンが体を冷やすことで体のだるさを引き起こしているのはわかりました。
しかし夜といえど、真夏日は暑いためエアコンを稼働させておきたいのが本音ですよね?

エアコンをつけながらでも体を冷やさなくする方法は以下の2つがあげられます。

1.エアコンのタイマー設定をする
2.設定温度を上げる

一つずつ解説していきます。

1.エアコンのタイマー設定をする

多くのエアコンはタイマー設定機能が搭載されています。タイマーを設定することで、一晩中冷たい風を浴びることがなくなるので身体を冷やすことも少なくなります。

タイマーの設定時間は「寝始めの3時間」がおすすめです。理由として人間の睡眠サイクルがあげられます。

人間の睡眠は「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」が繰り返されています。


最初は睡眠が深いノンレム睡眠から始まり、およそ90分後にレム睡眠に以降、このサイクルを続けているといわれています。

最初のノンレム睡眠の際に、暑さで寝苦しかったりするとしっかりと睡眠サイクルに入ることができません。

またレム睡眠は眠りが浅いため、暑苦しいと起きてしまう可能性があります。

そのためノンレム睡眠→レム睡眠→ノンレム睡眠と1周するところもまではエアコンをつけて快適に眠る必要があります。

3時間というのは、睡眠サイクルに関係した時間ということを覚えておきましょう。

※睡眠サイクルについては諸説あります。

2.設定温度を上げる

日中の温度と同じにしてしまうと、冷房が強く、汗を冷やしてしまう原因となります。

目安として設定温度は29度くらいにしておくとベスト。
また、冷房ではなく除湿や送風にしても効果はあるので、いろいろな方法で自分の合ったエアコン操作を見つけるといいでしょう。

エアコンの調整をして睡眠の質をあげよう

ここで紹介した方法は今すぐにでもできる簡単な方法です。身体のだるけがある人は、ぜひ試してみてください。

夜中でもエアコンをつけないと暑くて眠れない時があります。
エアコンを消して我慢するのではなく、上手な設定をして夏を乗り切っていきましょう。

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