近年のエアコンは非常に多機能で私たちの生活に欠かせない家電製品となっています。
冷房や暖房はもちろん空気清浄機能や除湿機能が搭載されている機種もあります。
そんなエアコンですが、「除湿」と「冷房」機能の違いはご存じでしょうか?
どちらの機能も夏場に活躍するので活用している方も多いかと思います。実は除湿と冷房をうまく組み合わせると体感温度を下げること可能です。
今回は冷房と除湿の違いを詳しく解説していきます。
●こんな人に読んでほしい記事です
・冷房機能と除湿機能の違いは?
・夏に覚えておきたい冷房と除湿機能
冷房と除湿の違いは?
冷房と除湿機能の違いは以下の2つがあげられます。
1.除湿は湿度を下げる機能
2.冷房は空気を冷やし温度を下げる機能
一つずつ解説していきます。
1.除湿は湿度を下げる機能
除湿は部屋の温度は変えず、湿度を下げる機能です。
空気中にある水分を追い出して、空気をさらさらにしてくれるので、梅雨のジメジメした時期に活躍してくれます。
ポイントは「温度を変えない」という事です。湿度を下げると体感温度的に涼しく感じますが、温度は変わりません。
そのため、「湿度が高いけど温度は低い日」という人は活用したい機能です。
除湿は「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2つの機能があります。
弱冷房除湿…空気中にある水分を集めるために下げた空気をそのまま部屋に戻しています。そのため除湿でも冷房のような冷たい風を感じてしまいます。
再熱除湿…空気中にある水分を集めるために下げた空気を温め直して部屋に戻すため、風の冷たさを感じません。
自分のエアコンが弱冷房除湿と再熱除湿どちらに対応しているか確認する方法はリモコンを見るとわかります。
「除湿」としか書いていない場合は弱冷房除湿、カラッと除湿などの機能が搭載されていれば再熱除湿のエアコンです。
再熱除湿のエアコンが欲しい方はエアコンを購入する際にチェックするようにしましょう。
2.冷房は空気を冷やし温度を下げる機能
冷房は部屋の温度を下げることを第一に考えている機能です。
空気の温度を下げるため暑い空気を部屋の外に追い出し、空気を冷たくして室温を下げていきます。
冷房の温度設定を下げ過ぎると風邪をひいたり冷房病のリスクが上がるため、26~28度設定をするように心がけましょう。
真夏日は除湿機能では温度調整が上手くいかず、暑い部屋になってしまうので冷房を付けて温度調整をしていきましょう。
冷房と除湿を使い分けるポイントは?
冷房と除湿は以下の通りに使い分けましょう。
・真夏日など部屋の温度を下げたい場合は「冷房」
・梅雨など湿度が高い時に使うのが「除湿」
湿度は高すぎても低すぎても不快に感じてしまいます。
例えば湿度40%以下であれば部屋が乾燥し、インフルエンザなどの菌が繁殖しやい環境になりますし、湿度60%以上であれば、汗が乾きづらく、結露ができカビが繁殖しやすくなります。
40~60%が一番快適に過ごせる湿度なので、上手に調整して快適空間を作っていきましょう。
電気代に差があるの?
環境やエアコンの機種によって違いがあるので一概には言えませんが、一般的には弱冷房除湿>冷房>再熱除湿の順番で電気代が安くなります。
しかし電気代が安くなっても弱冷房除湿では真夏日は越えられませんし、湿度が高い時に冷房を付けていても湿度が下がらずに体感温度的に涼しくならないというケースもあります。
適切な機能を使わないと、部屋は快適にならず、エアコンも無駄なパワーを消費してしまいます。
無駄なパワーを消費するという事は、電力を大幅に消費して電気代が高くなるという事。
その時の天気や状況に合わせて、機能を使い分けるのが電気代の節約と快適な部屋空間に繋がっていきます。
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