地球温暖化が進んでいる日本でエアコンがない生活は考えられないほどになりました。
一昔前までは30度を超えれば暑い日でしたが、現代では40度を超える日も珍しくありません。
そのため、家の中を含めて屋内はどこに行ってもエアコンが設置されています。
今まで設置されていなかったのに、ここ10年で急速にエアコンが設置された場所の一つとして「学校」があげられます。
20年以上前にはエアコンが付いている公立小中学校はほとんどありませんでしたが、現在は多くの学校に設置されています。
では具体的にどのくらいの割合で設置されているかご存知でしょうか?
今回はガッコに設置されているエアコン率と背景についてお伝えしていきます。
●こんな人に読んでほしい記事です
・学校のエアコン設置率を知りたい方
・エアコン設置された背景を知りたい方
公立小中学校エアコン設置率は?
文部科学省が2020年9月30日に発表した冷房設備設置率は93.0%となっています。つまり多くの公立小中学校はエアコンが付いているということです。
もちろん全国一律93.0%というわけではなく、地域差があります。
わかりやすく設置率が低い県は、北海道、青森県、秋田県の3県。
この3県は設置率が0~40%になっており、平均値を下げる結果となりました。
一方他の県はすべて「80~100%」となっており、多くの学校にエアコンが
設置されています。
同じ県でも設置率に差がある?
県内の市にすべてエアコンを設置してるところもあれば、地域差があるところもあります。
例えば、富山県はすべての市がエアコン設置率100%ですが、同じ北陸地方の石川県は金沢市が59.1%その他の市が100%と同じ県内でも地域によって設置率が変わるケースがあります。
「今はどこの学校に行ってもエアコンが付いているから暑さ対策は必要ない」と思っていると、エアコンが設置されていない学校の可能性もあるので、気になる方は必ず学校に問い合わせることをおすすめします。
エアコンが設置された背景
エアコンが設置されて代表的な背景は以下の2つがあげられます。
1.平均気温の上昇
2.子供は熱中症になりやすい
一つずつ解説していきます。
1.平均気温の上昇
上述した通り、地球温暖化によって日本の平均温度はどんどん上がっています。
2018年6月26日に公開した「ヒートアイランド監視報告2017」によると東京ではこの100年間の間に年間での平均気温が3.2度上がっています。
また40度を超える日も珍しくなくなり、エアコンなしで屋内にいると熱中症になるリスクが非常に高くなっているため、学校にエアコン設置は必要と判断されています。
2.子供は熱中症になりやすい
現代はコンクリートで舗装されている場所が多く、太陽の庇を浴びてアスファルトから熱が発生します。
単純にアスファルトと距離が近ければ熱を受けやすいので、身長が低い子供は大人よりも一層、熱にあたってしまします。
また学校以外ではエアコンがある環境が当たり前なので、昔の方に比べると温度調整機能がうまく働いていない傾向があります。
まだ温度調整機能が発達していない子供たちが、暑い学校にいると熱中症を引き起こすリスクが高くなります。
大人目線では「今日は熱中症になるほどの暑さではない」と思っても、子供にとってはリスクが高い温度のケースも珍しくありません。
子どもは大人よりも熱中症のリスクがあることをしっかりと覚えておきましょう。
学校にエアコン設置は甘えではない
「最近の子供は学校にエアコンがあって甘えている」という人がいますが、それは全くの間違いです。
現代の気温でエアコンなしで生活をするのは大人でも困難ですし、熱中症のリスクが高い子供の場合さらに危険です。
現在のエアコン設置率は93.0%ですが、一部の地域を除き100%になるのも時間の問題です。
エアコンが設置されても「甘え」ではなく、子供たちを守るためということをしっかりと認識するように心掛けていきましょう。
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